FC2ブログ
topimage

2018-09

青森エントランスロード植栽計画1 - 2007.10.08 Mon

entrance001.jpg

植樹や植物の選定にあたって重要なのは
①土地適正②空間適正③施工適正④管理適正があります。それらをまず考慮しなければ、せっかく植樹した植物が生育しない。管理の手間がかかりすぎて無駄な出費を生む等の不具合が出ることでしょう。その上で、⑤美観や⑥地域性を持たせることが重要となってきます。

道路における街路樹の歴史は古く、文献によると、奈良時代に「果樹」を植え、「木陰を旅人の休息の場とし、木の実を食料とした」とあります。
しかし、現代においては、質の良い緑の要求度が求められており、都市部においては温室効果ガス削減に一環となっていたり、小鳥や昆虫などの移動手段と考えたり、ガーデンシティの骨格と考えたり、都市に必要不可欠なインフラストラクチャーとして考える時代になっています。

ただし、都市部において街路樹は、「街並みを街路樹が追い越したとき(高くなったとき)」必ず生活基盤への影響を及ぼします。この件はまた別な記事にしたいと思います。

上の写真は青森エントランスロードといって、青森空港から県庁までの区間を青森の玄関路として、青森らしい美しい道路として整備する趣旨のものです。

ナナカマド並木ですが、これは青森に古くから自生している「郷土種」であること。青森の寒冷地の特性に非常に生育が見合うこと。夏から秋にかけて赤い実が美しく、小鳥のエサにもなること。円錐状の樹形は上空視界をさえぎることなく、青森の美しい山々の眺望を阻害しにくいこと等の理由で選定されています。

上記はスカイブリッジ青森県庁側の植栽帯ですが、植栽検討したCGです。
この場所は山間部から開けた田園部に入り、日当たりが良く特に青森空港に向かう景観は美しいものがあります。この区間はピンクのシバザクラ(地被植物)を計画しています。
植栽帯では管理の問題が重要です。単に芝としていますと、毎年刈り込みの手間がかかりますし、雑草に負ける恐れもあります。雑草防止材を混入した土を敷き詰めることもあるようですが、植栽帯の意義が無いと考えます。
管理・雑草対策としては地被植物で植栽帯の地中に密な「ほふく根(ランナー)」を形成し、草丈が短く、多年草の植物を選定することが有効です。

この区間は、最も日当たりが良好で、エントランスロード、植樹を際立たせるために鮮やかな色の植栽帯としています。

● COMMENT ●


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://heo2007.blog121.fc2.com/tb.php/10-8081839a
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

DTP事業紹介1 «  | BLOG TOP |  » 建築パース作品例2

カテゴリー

ご覧になりたいカテゴリーをクリックしてください

このブログはハートエンジニアオフィス(有)が作成しています。

最近の記事

最近のコメント

リンク

お気に入りの商品はありますか?

出張の手配はお済みですか?

ブログ内検索