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2018-11

街路樹が周辺環境へ及ぼす影響1 - 2007.10.15 Mon

街路樹が周辺の街並みを追い越したとき(高くなったとき)周辺環境へ影響を及ぼすと以前お知らせしましたがその第一回目のレポートです。
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これは関東のある駅前通りの商店やマンションの建ち並ぶ比較的繁華街です。
街路樹としてクスノキが両側に植えられています。この自治体では植栽台帳が整備されています。これは大変良いことです。植栽年月日や成長の過程、伐採の経緯が良く記録されています。クスノキは樹高が最大50mくらいまで成長します。日本産の常緑広葉樹の中では最も大きくなります。関東以西に自生していて暖地を代表する樹種です。排水さえ良ければ発芽力も強く病害虫も少なく大気汚染にも強い樹種です。初期の樹種選定では、枯死の危険も少なく生育も良く大気汚染にも左右されないという理由だけで選定したのが、約25年ほど経過し、周辺環境へ悪影響を及ぼしはじめています。現在の状況は道路標識、信号、店舗看板の視認性確保のため下枝が切り取られていて不自然な樹形となっているのがわかります。また、発芽力が強い枝葉は毎年広がり、建物へ接触する。日陰障害となって影響を及ぼしています。
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枝葉が建物へ接触している状況

これは、道路施設が民間の土地に越境しているとも言え、苦情があれば自治体は対応しなくてはなりません。要するに、年間の維持管理費の増大を生む結果となっています。

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看板の視認性向上の為、枝葉が切り落とされ不自然な樹形となったクスノキ
右奥はマンションが日影障害を起こしている。

都会のオアシスのはずの街路樹が、生活環境に影響を及ぼしている例が最近多くなってきています。街路樹の樹種選定には将来の街路樹の姿を考えなければなりません。今この自治体は樹種の変更を検討しているそうです。

当社ではこうした、既存樹木の検討・調査及び、提案を行っています。

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